世界中の人々が自分を発信し、意見を交わし、自分自身を全面的に表現できるようにすることがAnchorのすべてであり、そのために私たちは活動しています。Anchorをリブランドしたことで、私たちは前述の言葉を実践しています。自分自身を表現しているのです。
また、私たちは無料で簡単に利用できるAnchorでありながら、品質の高いポッドキャスト作りを楽しんでもらいたいと考えています。今回、Red Antlerのクリエイティブパートナーの協力を得てブランドを刷新したのには、こうした想いも込められています。
まずはページの上部から
新しいAnchorでは、ロゴからすでにスタイリッシュさがあふれています。
新しい波の登場です。人間の声、さまざまな自己表現の中にある力を視覚的に表現しています。ロゴの左端はAnchorの「A」を模したもので、徐々に太くなっていくストロークは、Anchorのクリエイターの進歩を具現化しています。ロゴは空に向かって進み、Anchorの「r」で終わります。とはいえ、詳細は皆さまの想像力に委ねたいと思っています。
もちろん、Anchorのロゴは、オーディオの波という形で普遍的なポッドキャスターの旅を表現しています。その旅は常に0デシベルから始まって反響し、至る所で動き続け、波に乗ります。
人目を引く新色パレット
ポッドキャストの題材は、面白いもの、遊び心のあるもの、悲しいもの、シリアスなもの、重たいもの、高揚感のあるもの、音楽的なもの、おかしなもの、教育的なもの、さらにはそれらをミックスした題材や全く違う題材まで、あらゆる気分やトーンを含んでいます。Anchorが常に目指しているのは、ポッドキャストのプロセスを、楽しく、刺激的で、目覚ましく、生き生きとしたものにすることです。ポッドキャストを始めるステップには魔法があり、平凡で退屈だとは決して感じないでほしいと思っています。さらに、Spotifyと同じように、色はAnchorのDNAです。同じファミリーの一員となった今、Anchorの色を微調整したいと考えました。新しい紫のカラーは、ポッドキャストを作成するすべての人にインスピレーションを与え、多様性を反映する明るい色のスペクトラムで、主張することなく、堂々とクリエイターの意欲を後押しします。ポッドキャストは、溶け込むことが目的ではないからです。
タイポグラフィ:更新や言葉以上のもの。
タイポグラフィについて一言言わせてください。実は、タイポグラフィは (それを修飾する言葉と同じくらい) 重要なポイントです。オリジナルのAnchorのワードマークに注目していたとき、私たちは力強さと大胆さを感じさせるKarlaの書体に惹かれました。Maaxを選んだときには、さらに一歩進んで、パワフルでありながらも真面目になりすぎないという視点で書体を選びました。Maaxはどこでも利用でき、すべての文書に合い、幅広く使用できます。特定の文字の曲線やステム、字形の斜めになっている端の部分など、その独特の個性が存分に発揮されています。
最終的に、MaaxにはKarlaにない力強さがあると判断しましたが、それがAnchorのデザインにとって非常に重要でした。
シーンを設定しながら、音声を引き立てる写真
Anchorが始まって最初の5年以上の間、私たちは最高のポッドキャストプラットフォームを構築することに集中していました。今回のリブランドにより、ユーザーインターフェースの枠を超えて、クリエイターにもっと焦点を当てることができるようになりました。写真撮影に関する新しい方向性 (ポッドキャストよりポッドキャスターに焦点を当てること) も、ここから生まれたのです。世界中の多くの人が、Anchorで必聴のポッドキャストを作成しています。私たちは、マイクの後ろにいる人たちの声を思い出させ、その人自身を際立たせるために、ポッドキャスターとその世界を見せたいと考えています。そして、ビジュアルの変化における他の要素と同様に、クリエイターの個性、スタイル、そしてスペースを表現するために、写真を増やしています。このアプローチは、私たちが撮影したすべての被写体を統一すると同時に、被写体を際立たせる上でも役立ちます。
忘れてはいけないのが、主役のポッドキャスト
最後になりましたが、ポッドキャストプラットフォームのデザインを一新したAnchorが、自分たちのポッドキャストでそのニュースを配信しなかったら信じられるでしょうか?(ご心配なく、ちゃんとここから確認できます。)ブランド作りやリブランドに熱心なRed Antlerの仲間たちは、物事を変えていくという、時に危険な状況を一緒に乗り切ってくれました。私たちの独自のポッドキャスト立ち上げに協力してくれたほか、ブランドアイデンティティについて多くのことを話し、たくさんの決定を下しました。私たちは再集結し、ロゴをめぐって穏やかに熱く討論したり、完成した製品や、アプリのアイコンであるネオンイエローにたどり着いた理由などを話し合ったりしました。
共同創業者のMichael Mignanoとマーケティング部長のAnna Sianが、Red Antlerの戦略ディレクター (およびポッドキャストのホスト) であるLiz Juusola、エグゼクティブクリエイティブディレクターのJenna Navitsky、そして共同創業者のEmily Heywardと対談しています。ぜひチェックしてください。
私たちは、このインスピレーションからヒントを引き出し、それを発展させていくことを楽しみにしています。そうしたヒントを次のデザインに生かし、近い将来、さらに機能を改善できるはずです。今年はまだ始まったばかりです。2021年も、Anchorでは多くのリリースが準備されています。どうぞお楽しみに!
新しいAnchorで皆さんが何を作るのか、そして実際に使った感想をぜひ聞ければと思っています。TwitterとInstagramでご意見をお聞かせください。