2021年5月19日

著作権で保護されたコンテンツとポッドキャスト ‑ すべての人の権利を尊重するために

著作権は複雑で理解しにくいこともあります。そこで、自分の番組で使用すべきではないオーディオと安全に使用できるオーディオについて把握しておきましょう。

質の高いポッドキャストエピソードを制作することには、調査、ゲストへのインタビュー、サウンドのミキシングのほか、会話トラックの効果を高めるための音楽など、さまざまな要素が関係します。音楽をイントロやアウトロとして追加したり途中で差し込んだりすることで、ポッドキャストのサウンドをレベルアップさせることができます。 


ただし、そのクリップを使用する権利があるかどうかを確認してください。権利がない場合は、著作権法に違反している可能性があります。他人の著作物を無断で使用していて、その著作物の使用が認められる例外に当てはまらない場合は、著作権を侵害していることになります。Anchorは、すべてのクリエイターが自分の作品に対する対価を公平に受け取り、その使用を管理できるようにすべきだと考えています。そこで、他人のコンテンツを自分のポッドキャストに追加する前に、それが適切な行為かどうかを必ず確認してください。


ちなみに、これらの規則が適用されるのは音楽のみではありません。ニュースクリップやその他のメディアソースで使用されるオーディオなど、音楽以外のオーディオコンテンツにも適用されます。つまり、音楽だけではなく、自分が所有していないオーディオについてはすべて、特定の用途について承認を得る必要があるということです。これを怠り、違反が判明すると、ポッドキャストコンテンツが著作権者から異議を申し立てられたり、削除の対象になったりする可能性があります。この事態は避けたいものです。また、この著作権保護はあなたのオーディオにも適用されます。他のクリエイターは、あなたの許可を得ていない限り、それぞれのコンテンツであなたの作品を使用することはできません。


Spotifyは、常に変化し続けている著作権の状況をクリエイターがよりよく理解できるよう支援するほか、著作権者が対価を公平に受け取り、自分のコンテンツを保護するために必要なツールとリソースを提供したいと考えています。そこで、自分の最新のコンテンツや既存のコンテンツを確認し、違反の可能性がないかどうかをチェックすることをおすすめします。懸念事項のあるクリップが見つかった場合、以下の対処方法を検討してください。


  • Anchorでポッドキャストを制作している場合は、違反の対象となっている部分を (アプリ内の) Smart Background Musicにあるトラックに置き換えます。これらのトラックは権利の許可を事前に得ているため、安心して使用できます。
  • 著作権所有者 (録音についてはレーベル、作曲については出版社または管理団体) から音楽のライセンスを取得します。音楽のライセンスをすでに取得している場合は、安心して使用できます。 
  • 米国またはその他の対象市場を拠点としている方は、Spotifyのポッドキャスト制作プラットフォームであるAnchorでMusic + Talk番組を制作することを検討できます。この形式では、会話トラックと音楽トラックが分かれています。音楽トラックはSpotifyがライセンスを所有しているため、Spotifyの音楽サービスで行われる通常のストリーミングと同じく、音楽クリエイターに対価が支払われます。

お住まいの地域によっては、特定の状況において、ライセンスなしで著作物の使用が認められる法律が制定されている場合があります。例えば、米国では「fair use (公正使用)」という概念のもと、「criticism, comment, news reporting, teaching, scholarship, and research (批判、批評、ニュース報道、教育、奨学金、研究)」などの目的での使用が許可される場合があります (米国の公正使用法に関する詳細はこちらEU諸国における著作権の例外はこちら英国における著作権の例外はこちら)。 

著作権法についてさらに情報をお探しの場合は、以下のリンクから世界各地の規制に関するインサイトを得ることができます。

Anchorは著作権義務の遵守についての情報を引き続き発信していきます。また、今年の後半には、役立つツールをいくつか展開する予定です。


ぜひご期待ください。


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