July 8, 2021

1時間かけずにポッドキャストを始める方法

ポッドキャストを始めるなんて大変と思っているかもしれません。でも、1時間かけずに気軽に制作できるとしたら?

初めてポッドキャストを制作するときは、ポッドキャストを始めるなんて大変だと思うかもしれません。また、よくある制作の手順を丁寧に説明したガイドを見ると、ポッドキャストには複雑な手順が必要だと感じてしまうことがあります。でも、実際はそうではありません。 この記事では、1時間かけずにポッドキャストを始める方法をご紹介します。プロセスで必要な各ステップの練習をしながら、ポッドキャストが簡単に制作できることを実感してください。 ‍

始める前にツールを揃える

ポッドキャストを始めるには、オーディオを録音するデバイスと、オーディオの編集とミックスを行えるデバイスが必要です。また、あなたのポッドキャストをアップロードするポッドキャストホスティングサービスへの登録、番組の情報 (タイトル、カバーアート、番組の説明) の入力、さまざまなポッドキャストアプリへの配信が必要です。 この簡単でシンプルなガイドでは、たくさんの人がすでに気軽に使いこなしているツールを主にご紹介します。

  1. ポッドキャストのオーディオを録音するスマートフォン スマートフォンにはすでにマイクが内蔵されているため、ポッドキャストのオーディオを簡単に録音できます。スマートフォンに搭載された録音アプリを使うこともできますし、Anchorに直接録音することもできます。
  2. オーディオの編集とミックスができるスマートフォンまたはパソコン スマートフォンとパソコンは、どちらもオーディオクリップの編集に適しています。 スマートフォンを使う場合は、操作が簡単なAnchorのオーディオ編集ツールを使ってオーディオクリップを編集できます。 パソコンを使う場合は、Anchorのウェブベースのエディターを使ってオーディオクリップを編集できます。
  3. ポッドキャストのホストおよび管理ができるAnchor AnchorはSpotifyのポッドキャストホスティングプラットフォームで、完全無料で利用できます。無料体験期間、ホスティング料金、ペイウォールなどはありません。Anchorアカウントを作成したら、すぐにでもAnchorでポッドキャストの制作やホストを行い、世界に向けて配信できます。

ポッドキャストのトピックとフォーマットを選ぶ (10分)

ポッドキャストで扱う内容を何にするか?各エピソードをどのように構成するか?ポッドキャストを始めるときには、まずこうした質問の答えを考える必要があります。 あなたが夢中になっていることをポッドキャストのトピックに選んでください。そうすれば、番組制作のモチベーションを維持しやすくなります。また、新しいエピソードのアイデアも浮かびやすくなるでしょう。 自分に合ったポッドキャストのトピックを見つけるには、まずこちらの記事をご覧ください。 次に、番組のターゲットオーディエンスを特定します。ターゲットを絞ることで、フォーマットや視点を決めやすくなり、番組をユニークなものにできます。例えば、料理に関するポッドキャストであれば、ターゲットとして、家族全員分の料理を時短で作れるレシピを知りたい共働きの親たち、料理の初心者、ヴィーガン、ペスカタリアンなど、さまざまなオーディエンスが考えられます。最後に、トピックとオーディエンスに合ったフォーマットを選びます。番組のフォーマットによって、どのようなアプローチでトピックを扱うかが決まります。 先ほどの料理番組の例で考えると、ターゲットオーディエンスが共働きの親たちである場合は、モノローグフォーマットを選んで、できるだけ手短にレシピを紹介するとよいかもしれません。共働きの親たちは、長いナレーションで進めるスタイルの番組だと、聴く時間がない可能性があるからです。 一方、ターゲットオーディエンスが料理の初心者である場合は、キッチンにいるリスナーにその場で料理の仕方を丁寧にガイドするような、ナレーションで語るスタイルの番組にできるかもしれません。そうすることで、リスナーは初めての作業でも大きなストレスを感じることなく進められます。⏎

練習:次はあなたの番です!

  1. あなたが夢中になれるトピックを3つ挙げます。
  2. トピックごとに理想とするオーディエンスを書き出します。
  3. 扱っていくトピックと、ターゲットにするオーディエンスを絞り込みます。
  4. トピックとオーディエンスに合ったフォーマットを選びます。

パイロットエピソードのアウトラインを書く (10分)

ポッドキャストのアウトラインは、ロードマップのようなもので、それに沿って魅力的な最初のエピソードを制作できます。その最初のエピソードでリスナーがあなたの番組に期待するトーンが定まります。 番組の構成はあなたが選んだフォーマットによって決まります。そして、番組のトーンはトピックやオーディエンスによって決まります。トピックの紹介の仕方を、軽くてカジュアルなスタイルにするか、シリアスなスタイルにするかだけでもトーンは変わります。 パイロットエピソードのアウトラインは、次のセグメントを意識しながら書いてください。

  1. イントロ — イントロセグメントでは、自分や番組について紹介します。単体のイントロを1つ作成してすべてのエピソードで使うことや、番組内で共通のイントロと、各エピソードに合わせて作成したイントロを組み合わせて使うことができます。
  2. 音楽のキュー — 音楽のキューとは、エピソード内のセクションとセクションの合間にある、音楽を使えるトランジションのポイントのことです。音楽のキューには、Anchorのトランジションを使用することをおすすめします。音楽トラックやサウンドエフェクトを無料で使用できますし、著作権の問題が発生することもありません。
Anchorのエピソードビルダーで使用できるAnchorのトランジションのサンプル。 ‍
  1. スクリプトに沿ったセグメント — スクリプトに沿ったセグメントでは、リスナーがより番組を楽しめるように、事前にスクリプトを用意しておきます。例えば料理番組では、エピソードで紹介するレシピの歴史や、使用する主な食材にまつわる情報について、スクリプトを用意できます。 ポッドキャストのフォーマットに応じて、どれほどスクリプトに沿ったセグメントが必要になるかは異なります。ソロ番組やモノローグを主とした番組では、録音前にスクリプトを用意することで、多くのメリットを得られます。エピソードをスクリプト化することで、ホストは取り上げたトピックに沿ってリスナーが内容についてこられるよう、ストーリーアークを作成できます。インタビューをベースとする番組では、番組の大部分をインタビューが占めるため、最小限のスクリプトを用意するだけでよいでしょう。 スクリプトがあっても、録音中にスクリプトを一字一句読み上げることが必要だというわけではありません。スクリプトがあることで、セグメントで伝えたいアイデアについてじっくり考える機会が得られますし、そのトピックのポイントを逃さずに話す助けになります。スクリプトに沿ったセグメントの作成方法は、何度も作成するうちに自分に合ったやり方を見つけられます。
  2. インタビューセグメント — 番組にインタビューを含めることを計画している場合は、いくつかの方法でインタビューセグメントのアウトラインを作成できます。 番組の大部分がインタビューをベースにしている場合は、アウトラインのこのセクションで最初のゲストにたずねるインタビューの質問についてブレインストーミングを行います。 スクリプトに沿ったセグメントとインタビューセグメントを組み合わせた番組では、インタビューセグメントで引き出せそうなタイプのサウンドバイトについて、いくつかのアイデアを大まかに考えておきます。
  3. 広告の挿入 — 番組の途中でAnchorスポンサーシップといった、スポンサー付きの広告セグメントを挿入することを予定している場合は、広告を挿入するのに適したエピソード中のスポットを大まかに決めておいてください。
  4. アウトロ — アウトロセグメントはエピソードの最後に登場します。このセグメントを使ってチームに賛辞を送ったり、自分のソーシャルチャンネルを宣伝したりできます。

最初から新しいエピソードの制作に取り組むのは難しいと感じるかもしれません。それならば、自分の番組のポッドキャストトレーラーをまずは制作してみることをおすすめします。トレーラーはあなたの番組をコンパクトにまとめたものです。トレーラーを作ることでオーディオ制作を体験し、エピソードの制作に活かすことができます。

練習:次はあなたの番です!

最初のエピソードまたはポッドキャストトレーラーのアウトラインを書いてみましょう。

パイロットエピソードを録音する (15分)

エピソードのアウトラインを書き終えたら、次は録音してみましょう。 まずは録音に適した環境を選んでください。これは、レコーディングスタジオや防音ブースが必要ということではありません。周囲の不要なノイズを軽減できる、快適な部屋を選ぶ必要があるということです。 寝室やクローゼットを録音場所として選んだなら、それはよい選択かもしれません。プロのポッドキャスターの多くも同じ場所で録音しています。 録音の妨げになるような音はできるだけ最小限に抑えてください。ルームメイトや何人もの家族と一緒に暮らしている場合は、これからポッドキャストのエピソードを録音することを知らせ、大きな音を立てないようお願いしておきましょう。 エピソードを録音するときは、スマートフォンのマイクをできるだけ口元に近づけて持ちます。マイクが離れていると、音が遠くに聞こえ、オーディエンスも離れてしまいます。 最初のエピソードでゲストにインタビューしますか?次のヒントは役に立つかもしれません。

  • 必ず前もって質問を準備します。
  • ゲストの答えにしっかりと耳を傾け、会話を盛り上げます。
  • 自由に回答できる質問をします。
  • リモートでインタビューする場合は、「友達とレコーディング」機能を使ってAnchorに直接録音してみてください。

練習:次はあなたの番です!

パイロットエピソードまたはポッドキャストトレーラーに必要なオーディオを録音してみましょう。何回も録音し直しても大丈夫です。そうすることでどんどん上達できます。

パイロットエピソードを編集する (10分)

編集はポッドキャスト制作のなかで最も技術力が求められる部分ですが、5つの簡単なステップで高品質な編集を行えます。

  1. オーディオファイルをAnchorにインポートします。
  2. Anchorの波形エディターを使って、ファイルのカットやトリミングを行い、セグメントごとに分けます。
  3. AnchorのSmart Background Music機能を使ってセグメントにバックグラウンドミュージックを追加します。Smart Background Musicでは、オーディオクリップに合わせてバックグラウンドミュージックの音量を調整できます。
  4. Anchorのトランジション機能を使い、セグメント間にトランジションを追加します。
  5. 編集したオーディオを保存したら、公開の準備は完了です。
Anchorの波形エディターがあれば、複雑な編集ソフトウェアを使いこなさなくても、高品質な編集を簡単に行えます。 ‍

練習:次はあなたの番です!

前のステップで録音したオーディオを編集してみましょう。

ポッドキャストを公開する準備 (5分)

ポッドキャストを公開するにはその準備として、番組のタイトル、説明、カバーアートなど、ポッドキャストアプリでリスナーに表示される情報をすべて入力することが必要です。 Anchorに番組の情報を追加するには、Anchorのアカウントで設定ページを開きます。 タイトルは短く (30文字以内)、番組のトピックやフォーマットに合うものにしましょう。タイトルを決めるときのヒントは、「ポッドキャストに最高のタイトルをつけるには」のガイドをご覧ください。 説明も短く、番組のトーンを反映した内容にしてください。

  • 100語以内に収めます。
  • 番組のソーシャルハンドルやウェブサイトのリンクを含めます (ある場合)。
  • SEOを考慮し、番組に関連のあるキーワードを含めます。

カバーアートは、潜在リスナーの目を引くものにしましょう。Anchorのカバーアートクリエイターを使えば、あっという間にカバーアートを作成できます。Anchorのカタログから画像を選び、テキストのスタイルを設定すれば完了です。 カバーアートに関するベストプラクティスについては、「ポッドキャストカバーアートの心得」の記事をご覧ください。

Anchorのカバーアートクリエイターを使えば、美しいカバーアートがあっという間に完成します。 ‍

練習:次はあなたの番です!

  1. Anchorアカウントでタイトルと説明を記入します。
  2. Anchorのカバーアートクリエイターを使ってカバーアートを作成し、アカウントにアップロードします。

ポッドキャストの公開とシェア (5分)

ステップ完了まであと少しです。エピソードの編集が終わり、Anchorアカウントに番組の情報を入力しました。あとは、あなたのポッドキャストを世界中の人にシェアするだけです。 配信先として選択したすべてのポッドキャストアプリに番組が表示されるまで、数時間から数日かかります。あなたのエピソードまたは番組のトレーラーが公開されたら、それをソーシャルチャンネルでシェアして、たくさんのリスナーに知ってもらえるようにしましょう。 自分の番組を、大々的にはシェアせず、まずは友達や家族だけに知らせてフィードバックを聞きたいと思う場合もあるでしょう。それもよい方法です。フィードバックからわかったことを、次のエピソードや別の番組で活かすことができます。 さて、ポッドキャストを1時間かけずに気軽に始める方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?この記事を読んで、ポッドキャストを始めるのに必ずしも複雑な手順が必要なわけではないと知っていたたければ、うれしく思います。 ポッドキャストを始めるうえで一番大切なのは、楽しむことです。番組作りの過程を楽しめれば、ポッドキャスト制作を続けるのはずっと楽になります。

練習:次はあなたの番です!

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